デナリ国立公園とフェアバンクスの間にある最大の町ネナナ(人口479人)は、ネナナ川とタナナ川の合流点でもあるジョージ・パークス・ハイウェイの488kmに位置しており、ネナナ・アイス・クラシックで有名です。この極めてアラスカ的なチャンス・ゲームは、ネナナ川の氷が溶け出す時期を予想するもので、時には30万ドルにも及ぶ多額の賞金を得ることもあります。

フェアバンクスでの金の発見によりこの地域でも採鉱に拍車がかかりましたが、1903年には現在のネナナの場所に交易所とロードハウスが建てられた結果、アラスカ鉄道の北部分の建設基地として選ばれ、町は栄えるようになりました。翌年には、アラスカ鉄道測量技師達により第一回ネナナ・アイス・クラシックが開催され、またたく間に建設キャンプのブームタウンとなりました。ウォレン・G・ハーディング大統領が、タナナ川に架けられる213mの鉄橋の北側の金属クギを打ち込む儀式のためネナナを訪れた1923年7月23日は記念すべき日となりました。

大統領訪問準備のため、1923年にAストリート沿いに建設されたネナナ駅は、1988年に大幅に改修され、現在は国定登録歴史財となっており、鉄道の記念品々や町の遺物を展示するアラスカ州立鉄道博物館が併設されています。この駅の東には、アラスカ鉄道完成の際に来訪したハーディング大統領の記念碑があります。

夏の間はカヤブキ屋根に色彩豊かな花々が咲き乱れる丸太小屋のネナナ・ビジター・センターも興味深い建物です。ビジター・センターの外には、かつてはタナナ川をゆっくりと進んでいたタク・チーフのタグボートが浮かんでいます。夏にはタナナ川に水車が垂らされており、旅行者は何かと戸惑います。これは産卵のために遡上するサーモンを水からすくい上げる伝統的な仕掛けなのです。

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