ホーマーからカチェマック湾を渡り24kmの地点にある小さな海岸村セルドビアは、地元の人々から「隔離された魅惑の町」と呼ばれています。半島や海峡、湖からなる迷路のような地形には、284人の住民が暮らしており、昔ながらのアラスカの風情を感じられる場所です。ホーマーの雑踏から逃げ出し、一週間の滞在でも、一日の滞在でも、どちらでも楽しめます。

驚くほど小さなセルドビアは、村の中心から飛行場までわずか800mほどです。短時間の散策でほとんど全てを見学することができますので、フェリーを待つ間に昼食を食べる時間もあります。

小型ボートの埠頭から数ブロック先には、ショップやギャラリー、レストランなどが並ぶ短い遊歩道がありますが、それ以外はグットフライデー地震で崩壊しました。 1ブロックほど丘に上がると、1891年に建設された国定登録歴史財の聖ニコラス・ロシア正教会を発見することができます。

さらに散策を楽しみたい方は、町から1.9km程の所にあるトレイル、カオッターバーンへと向かいましょう。ここのトレイルは、カチェマック湾の素晴らしい景色とリラックスした雰囲気が楽しめるアウトサイド海岸へと通じています。途中、ブルーベリーの茂みがありますが、このような野生の果実は茂みの中に手を入れてもぎ取れば、2リットルのバケツがすぐ一杯になります。低木のクランベリーやサーモンベリーも豊富に茂っています。

ほとんど車の通らないセルドビアの砂利道は、マウンテンバイクに理想的です、ホーマーから二輪車を運んできても良いですし、町でレンタルすることも出来ます。ジャコロフ湾の先端に向かう16㎞の海岸線沿いのジャコロフ湾ロードに沿って、ゆっくりペダルを漕ぐのが最も人気のあるルートです。途中、カチェマック湾、カシトスナ湾、ジャコロフ湾などからなるパノラマ風景や、海鳥や海洋生物の姿を見ることができるマクドナルド・スピットなどが見えてきます。ハクトウワシやラッコの他、春と秋には、湾に浮かぶクジラの姿を見ることもできます。引き潮時には岩の間の海洋生物を探索し、湾の向こうのリダウト山とイリアムナ山の写真をカメラに収めて下さい。 

ラッコの皮革や船の修理用木材を求めてロシア人が居住を始めたセルドビアは、海運事業とサーモン・ニシ漁で栄えるようになり、1920年代には数軒の缶詰工場の支援とともに重要な供給センターとなりました。1950年代に、スターリング・ハイウェイがホーマーまで繋がって以降は、供給センターとしての重要性は影を見せ始め、それに伴いセルドビアの人口も削減しましたが、1964年の大地震がこの村に劇的な変化を もたらしました。 グッド・フライディ地震は、セルドビアの地面を122cm沈下させ、住民は村の生活圏の大部分を高台に再建したのです。

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