人口7176人のこの小さな町は、前アラスカ知事、そして2008年の副大統領候補者サラ・ペイリンの故郷として全国地図にも掲載されました。大統領選挙の間は多数のメディアが押し寄せ、チュガッチ山脈とタルキートナ山脈に囲まれ、ルシール湖とワシラ湖の間に隠されたように佇む美しい景観のこの町を見つけ出しました。しかし、ワシラはそれ以前から、毎年3月に開催されるアンカレジからノームへと向かう1678kmの世界的に評判なアイディタロッド・犬ゾリレースで有名でした。ワシラの郊外には、レースに関する歴史や歴代チャンピオンにまつわる写真などが展示されている丸太小屋の博物館があり、ここにアイディタロッド・犬ゾリレースの本部も置かれています。犬ゾリやレースの詳細情報は、「クニックミュージアム&スレッドドック・マッシャーズ・ホール・オブ・フェーム」で入手することができます。アイディタロッドのレーサーの人々はワシラの北部で暮らしており、ここでは夏の期間、犬小屋見学ツアーや犬ゾリのデモンストレーション、さらには車輪付のソリ遊び等を楽しむことができます。

また、ワシラはアルパイン・アドベンチャーや美しいハッチャー・パスへのゲートウェイでもあります。この峠は、標高が1184mもあり、そこからはタルキートナ山脈の粉砕花崗岩の山頂、金鉱遺物、インディペンデンス鉱山州立歴史公園などの景観を一望できるため人気のスポットとなっております。 272エーカーの広さを持つインディペンデンス公園は、16の建造物、シャフトに加え、1955年に閉鎖される時までアラスカでは最奥の金鉱山と言われたアラスカ・パシフィック・マイニング社の遺物が保存されています。

マツーバレーのワシラを包囲しているのは、ニジマス、サーモン、レイクトラウト、北極イワナなどが豊富な魚が棲息する湖と河川です。中でも最も人気があるのはキングサーモンで、6月初旬にはスシトナ川排出流域から流れ出る清水流に動きに合わせて遡上を始めます。

この地域のビジター・センターでは、車で行ける近隣のスポットやボート・レンタルの情報などを入手することができますし、アウトドア用具店やガイドは周辺水域での大物狙いのフィッシング・ツアーを手配してくれます。

この地域の金や石炭鉱山の供給ベースとして新たに建設されたアラスカ鉄道と今のワシラ・フィッシュフック・ロードの合流点として、1917年にワシラは創立されました。南はアンカレジへ、そして北はデナリ国立公園保護区へと向かうジョージ・パークス・ハイウェイが完成した1970年代初めまでは、ワシラはマツーの農家が要求するサービスに応えるだけの小さな町にすぎませんでした。ジョージ・パークス・ハイウェイ完成により、ワシラはここを経由する旅行者のための重要なサービス・エリア、そしてアンカレジで働く人のベッドタウンとなりました。アラスカ最大都市のアンカレジまでは、わすか69㎞、車で約1 時間の距離です。 

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