北極圏緯線のはるか上、ベアード山脈とデロング山脈によってほぼ完全に囲まれているノアタック国立自然保護区は264万ヘクタール以上の面積を誇り、米国内の盆地としては最大の手つかずの自然を残す地域です。コッツビューの北東25kmに位置するこの自然保護区は、北極圏の扉国立公園・自然保護区とともにノアタック川の流域ほぼ全体をカバーしています。この遷移ゾーンでは針葉樹林が少なくなるとともに、北に向かってビューフォート海まで続くツンドラに徐々にその座を譲ります。この自然保護区の大部分(232万ha.)が原生自然に指定されています。

全長634kmのノアタック川はこの広大でゆるやかに傾斜する谷間に含まれており、東西240kmの広がりをもっています。北極圏の扉国立公園に源を発し、ノアタック国立自然保護区でケリー川と合流するノアタック川は、国立ワイルド&シーニック・リバーシステムの一部を形成しています。

海に注ぐまでの間、ノアタック川は次の6つの地区を通過します。イギクパル山の麓にある源流地区、丸みを帯びた山々と豊富な野生生物で知られるノアタック大盆地、全長100km強のノアタック・グランドキャニオンと11kmだが険しいノアタック・キャニオン、エゾマツ、バルサムモミ、ポプラが点在する平原、起伏するイギチュク丘陵、そして平坦な海岸デルタ地帯などです。

ノアタック川流域の地形の大半は広々と開けており、野生動物観察には最適です。約49万頭の西部北極カリブーの群れは、移動時期になるとこの広大な自然保護区を通って移動していきます。この他、大型動物としては、ブラウンベア、ムース、オオカミ、オオヤマネコ、ドールシープなどが生息しています。ノアタック川ではフィッシングのほか、カヌー、カヤックなどのアクティビティも盛んです。もちろん、荒野のバックパッキングや写真撮影の地としても申し分ありません。

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