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アビ

アビは「ウィルダネスの精霊」とも呼ばれています。アラスカに世界のアビ5種類がすべて揃っていることを考えると、これは的を射た表現です。アビはアラスカの自然とは切っても切り離せない大切な要素 -- 清冽な水や汚染と縁もない質の高い環境の生きたシンボルです。特にハシグロオアビはその鳴き声が有名です。夏の営巣地でハシグロオアビやキバシアビはヨーデルか精神異常者の笑いのような鳴声を発します。このことから「アビのようにクレージー」という表現が生まれたほどです。繁殖期に求愛行動をする際、アビは昼夜を問わず鳴声を出しますが、冬の間は静かです。アビはほとんどの時間を水上で過ごし、小魚を獲るために70m以上も水中へ潜ることができます。水生植物や昆虫、軟体動物やカエルなども食べます。アビは空中へ飛び立つために400mも助走しなければなりませんが、いったん空中へ出たら立派なもので、時速100km近いスピードで飛ぶことができます。

アビ ウォッチング・ポイント:

ハシグロオアビは夏の間は州内全土の湖で過ごしますが、例外はキバシアビが営巣する極北や西部アラスカのツンドラです。ハシグロオアビは、アリューシャン列島から南はバハ・カリフォルニアにかけての南海岸で越冬します。キバシアビが冬を過ごすのは南中部からインサイド・パッセージの水辺です。太平洋岸のアビは夏には州内各地に広く分布していますが、大半のハシグロオアビは南中部アラスカやインサイド・パッセージの海岸で冬を越します。ノドアカアビはアラスカ各地の沿岸地帯の池や湿地で繁殖し、冬はアリューシャン列島からバハにかけての太平洋沿岸で過ごします。

ウォッチング・シーズン:

種類にもよりますが、アビは年間を通じてアラスカで見ることができます。


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